Friends online video calling. Flat style illustration of laptop screen with people meeting on a video chat.

近年、ICT技術の進展により、日本の小学校でもZoomなどのオンラインミーテイングツールを活用した国際交流授業が盛んに行われています。2024年から2025年にかけて実施された、いくつかの注目すべき事例を紹介します。

東京都稲城市立平尾小学校と韓国・ソウルの土城小学校の交流

2024年12月19日、東京都稲城市立平尾小学校の5年生と、韓国ソウル特別市の土城小学校の5年生が、Zoomを通じてオンライン交流を行いました。この交流は、両校の担任教師が偶然の出会いをきっかけに企画され、事前の打ち合わせや準備を経て実現しました。児童たちは、互いの文化や学校生活について質問し合い、手紙やプレゼントの交換も行いました。この取り組みは、児童だけでなく、教職員や他校の教育関係者にも好評で、今後も継続的な交流が計画されています。 (参考文献:小学校のオンライン交流( 東京都稲城市立平尾小学校およびソウル土城小学校編 )

沖縄県北谷町の小学校とオーストラリアの学校との交流

沖縄県北谷町では、町立小学校の5・6年生が、オーストラリアの提携校とZoomを活用したオンライン交流を実施しました。児童たちは、日本や沖縄の文化を紹介したり、オーストラリアの生徒からの質問に答えたりすることで、異文化理解を深めました。また、英語を使ってのコミュニケーションを通じて、語学学習への意欲も高まりました。さらに、折り紙やけん玉などの日本の伝統的な遊びを紹介するなど、文化交流も積極的に行われました。 (参考文献:北谷町小学生オンライン国際交流事業(旧スカイプ交流事業)

大阪府泉南市立樽井小学校とフィリピン・ダバオ市の学校との交流

大阪府泉南市立樽井小学校では、姉妹都市であるフィリピン・ダバオ市の学校とオンラインでの国際交流授業を実施しました。児童たちは、お互いの文化について学び合い、泉南市の海中をドローンで撮影した映像を共有するなど、環境教育にも取り組みました。英語を通じたコミュニケーションを通じて、異文化理解を深めるとともに、環境問題への関心も高まりました。


これらの事例から、Zoomなどのオンラインミーテイングツールを活用した国際交流授業が、児童たちの異文化理解や語学学習への意欲を高める効果的な手段であることがわかります。今後も、ICT技術を活用した教育の可能性が広がっていくことが期待されます。

musashiblog

最近、話題の武蔵野東学園の話で、個人的に学校・教育関係に興味を持ち、ブログを起ち上げました。
武蔵野東学園をはじめとした、最新の学校・教育ニュースに切り込んでいきます!

By musashiblog

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